ご覧いただき、ありがとうございます。

健康経営エキスパートアドバイザーの平野です。

早速ですが、社長さん、

あなたの会社は、社員の長時間労働で悩んでいませんか?

長時間労働が続くことで、社員が疲弊し、仕事の生産性も落ちて、

社員が辞めてしまう、結果として売上アップにも繋がらない、

などが起きていませんか?

もしそうだとしたら、すぐに解決することが重要です。

それでは、

社員の長時間労働の解消方法とは?

1.社員の残業時間を把握する

2.社員間の情報共有を増やす

3.休暇を増やす

の3つです。

これからそれぞれ具体的にお話ししていきます。

1.社員の残業時間を把握する

社長さんは、会社全体や部門、小さな会社なら

社員一人ひとりの残業時間を把握していますか?

もし把握していないなら、部門ごとに、そして社員ごとに

把握することが大切です。

ある特定の部門やある社員の残業時間が多いのであれば、ひょっとしたら、

その部門や社員のせいで会社全体の生産性が悪くなっているのかもしれません。

残業する原因は、社員本人や会社組織、会社のルール上の問題が原因と

なっていることもよくあります。

残業時間を把握し、残業する原因がわからないと改善のしようもありません。

また残業時間が80時間を超えているのであれば、過労死の危険性もあります。

また、営業部門であれば、社員一人ひとりの日々の行動を見える化しても

良いでしょう。

残業の原因は、資料作り、社内会議、移動時間や空き時間が多いせいかも

しれません。

売上が伸びない原因が、営業活動に充てる時間が少ないことも考えられます。

また無駄な残業時間を減らすために、残業する時は上司の許可制にしてみては

いかがでしょうか?

ひょっとするとかなり残業時間を減らすことができるかもしれません。

ダラダラと仕事をして残業されても、社員はもちろん、会社にとっても

良いことではありませんよね。

2.社員間の情報共有を増やす

社長さんの会社では、どのようにして社内の情報共有を図っていますか?

例えば、トラブルが起きた時に、社内間で情報共有していれば、トラブルも起きなかった、そのトラブル対応にすごく時間がかかった、という経験はありませんか?

情報共有することは、労働時間を減らし、残業時間の削減につながることも

あります。

また上司と部下との間の情報共有も大切です。

急に体調不良などで休むこともあるので、上司、部下ともにお互いの仕事の

進捗などを把握しておくと、いざという時にも対応できます。

また労働時間とは関係ありませんが、上司が部下を把握し出すと、管理能力が

問われ、その結果、マネジメント能力も向上する効果も期待できます。

そのほか、日報を書く会社もありますが、それは紙媒体でしょうか?

もしITを導入できるのなら、パソコンやスマートフォンで入力できるシステムが

あると仕事先、移動中でも日報の入力ができ、わざわざ会社に戻る必要や

翌日出社して書く必要もありません。

すき間時間で業務が完結することができると、生産性も上がり、空いた時間は

上司と部下との会議時間などに充てることもできます。

3.休暇を増やす

 法律でも年次有給休暇を5日間取得することが義務付けられましたが、

さらに会社独自で強制的に社員を休ませても良いのではないでしょうか?

例えば、創立記念日や社員の誕生日休暇などを作り、休む文化が定着すれば、

休むためには、仕事を終わらせたり、休んでも支障が出ないようにする工夫が

必要となります。

その結果、一人で仕事を抱え込むことを防ぐ効果や上司や社員間との情報共有も

徹底するようになるなどの効果も期待できます。

 また社員も安心して休めるようになり、休むことで心身ともにリフレッシュできて

疲れを癒やし、仕事に戻った時は生産性がアップするかもしれません。

このほか、社内で使っている帳票類のフォーマットやその帳票の必要性の見直し、

書類を書くときのコメントのテンプレート化など、細かいことかもしれませんが

その改善の積み上げが、生産性をアップし、労働時間を減らすことに

つながります。

ぜひやってみてください。

以上、社員の長時間労働の解消方法についてお話ししました。

今回のまとめ

社員の長時間労働の解消方法とは、

1.社員の残業時間を把握する

2.社員間の情報共有を増やす

3.休暇を増やす

の3つです。

 これらのポイントをしっかりと理解し、社長さんの会社の社員が活き活きと

働くことができるようにしていきましょう。

 今回は、ここまでとなります。

これからも健康経営について、

いろいろなお話しをアップしていきますので、ぜひご覧ください。

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。