健康経営エキスパートアドバイザー、健康管理士の平野です。
このブログをご覧いただき、ありがとうございます。
早速ですが、
あなたは、普段何気なく食べているものが、
老化を進める原因になることをご存じでしょうか?
もし老化が進むと動脈硬化や血圧上昇などにつながり、
やがて心筋梗塞や脳卒中になるリスクがあります。
だから老化をできる限り、進めないことがとても重要です。
それでは老化が進むものとは何でしょうか?
まず1つ目は、
「活性酸素による酸化」
我々は普段、呼吸により酸素を取り込み、生命活動を維持してますが、
エネルギーを作るために取り込んだ酸素の一部が、強い酸化作用を持つ
「活性酸素」へと変化します。
活性酸素は、体の中に入ってきた細菌やウイルスなどを攻撃するという
免疫作用もありますが、増え過ぎてしまうと健康な細胞やタンパク質、
脂質までも酸化させてしまいます。
つまり、身体が「酸化」するということですね。
また現代では、活性酸素を増やす要因が、たくさんあります。
ストレス、食品添加物、タバコ、大気汚染、紫外線、激しい運動などです。
身体が酸化した結果、動脈硬化や心疾患、がんなど様々な疾患の要因になると
考えられています。
次に老化が進むもの、の2つ目は、
「甘いもの、の摂りすぎによる糖化」
例えば、ご飯やパン、甘いお菓子やジュースなどを過剰に飲食したら、
過剰な糖質が、体内のタンパク質と結合し、体温で熱せられることで
「糖化」を起こします。身体が「焦げる」ということです。
その後、その糖化したものは、
最終的には「終末糖化産物(AGEs)」というものになります。
また体内のタンパク質が糖化することで、皮膚や血管、骨、脳の老化など
全身の機能低下や老化につながり、タンパク質本来の働きができなくなります。
ちなみにタンパク質が糖化すると、お肌のコラーゲンも糖化します。
なぜならコラーゲンは、タンパク質の1種だからです。
コラーゲンが糖化するとお肌の弾力性もなくなり、
動脈硬化や骨粗しょう症にもなるリスクもあります。
それでは、酸化や糖化をしないようにするためには、どうしたら良いのでしょうか?
「抗酸化作用」がある食品を摂る
完全に酸化を予防することはできませんが、
例えば、ビタミンA・C・Eやポリフェノール、カロテノイドを多く取るように
してみましょう。
ビタミンA・C・Eは、にんじん、カボチャ、いちご、ブロッコリー、
アーモンドやアボガドなどに含まれています。
ポリフェノールは、ブルーベリー、緑茶、ゴマなどに含まれています。
カロテノイドは、トマトやすいか、みかん、唐辛子や赤ピーマンなどに含まれています。
次は、
「糖化予防」のために「終末糖化産物(AGEs)」の少ないものを選ぶ
先ほどは、ご飯やパン、甘いお菓子やジュースなどをお伝えしましたが、
その他にも焼肉、焼き魚、揚げ物、マーガリンなどにも含まれています。
褐色に焦げたものをイメージしてください。
ここで勘違いして欲しくないのが、甘いものや
焼き物、揚げ物を食べるのは、絶対ダメなのか?
ということですが、そんなことはありません。
あくまで老化が進むリスクがある、ということです。
ここで身体に悪いものを認識したあなたは、きっと食べる量が少なくなるのではないでしょうか?
そのほか、
「生活習慣」で老化を防ぐ
・睡眠をしっかりととる
・ストレスを溜めない
・有酸素運動
などに効果があります。
いかがでしたでしょうか?
老化が進むものは、
「活性酸素による酸化」
「甘いものの摂りすぎによる糖化」
でした。
また身体が酸化や糖化しないようにするためには、
「抗酸化作用」のある食品を摂る
「終末糖化産物(AGEs)」の少ないものを選ぶ
でした。
これらのポイントをしっかりと理解し、老化を防ぎ、
活き活きと仕事ができるようにしていきましょう。
今回は、ここまでとなります。
これからも健康に関するいろいろなお話しを
アップしていきますので、ぜひご覧ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。