このブログをご覧いただき、ありがとうございます。
健康経営エキスパートアドバイザー、健康管理士の平野です。
早速ですが、
あなたには虫歯がありますか?
もし虫歯がひどくなり、抜歯をして、歯がなくなると
様々なリスクがあることはご存じでしょうか?
だから虫歯は早く治すとともに予防することがとても重要です。
それでは歯がなくなるとどんなリスクがあるのでしょうか?
歯がなくなると起こるリスク
「栄養バランスが偏る」
栄養バランスが偏ると、
無意識に固い食品や弾力のある食べ物を避けてしまいます。
例えば、肉のステーキや繊維質の野菜を避けることで
タンパク質やビタミン、食物繊維が不足します。
その結果、
ご飯やパン、麺類など炭水化物が多い食べ物を選ぶので、糖尿病などの
生活習慣病になるリスクが大きくなります。
特に高齢者は、タンパク質の摂取量が足りないと、筋肉量が減り、
サルコペニアになりやすくなり、介護のリスクもあります。
「認知症になりやすくなる」
食べるときに、口を開けたり、噛んだりするのは、
脳からの指令があるからです。
そして噛むことは、物事を記憶したり、考えたりすることに関与している
大脳の血流量が増えて、活性化すると言われています。
だから、虫歯で歯を抜いてしまい、噛む回数が減ると、
脳への刺激も減ってしまい、その結果、脳が衰えて認知症のリスクが上がります。
「内向的になる」
歯がないと話すのが難しくなったり、表情筋が衰えて、
表情が乏しくなったりします。
またせっかく外食しても、食べることができるメニューが少ないと
食べる楽しみも無くなってしまいます。
人によっては、歯がないことにコンプレックスを感じ、
人と会う機会を避けるようになり、外出しなくなるかもしれません。
このようなリスクがないように、歯を大切にしていきましょう。
噛むことができるメリット
噛むことができると、以下のメリットがあります。
肥満の予防、味覚の発達、言葉の発達、脳の発達、歯の病気予防、
がんの予防、胃腸の負担の減少 などです。
「肥満の予防」
噛むことで中枢神経が刺激されて、満腹ホルモンが
分泌し、食べ過ぎを防ぎます。
「歯の病気予防」
噛むと唾液が出て、歯の修復や洗浄作用により、
口の中をきれいにして、虫歯や歯周病を予防します。
「がんの予防」
唾液に含まれる酵素により、活性酸素の発生を抑えてくれて
がんを予防してくれます。
歯があり、噛むことができるのは、本当にありがたいことですね。
大切な歯を守るためには、どうしたら良いか
歯を磨く以外にも、幾つかの方法がありますので、ご紹介しますと、
間食の頻度を減らす、歯と歯の間もきれいにする、
歯医者で定期的な検診を受ける、などがあります。
「間食の頻度を減らす」
何かを食べると、口の中が酸性になり、酸によって歯が溶けてします。
そこで唾液が溶けた歯の修復をするのですが、間食の頻度が多いと
修復する時間がなく、結果として、歯の虫歯ができやすくなります。
だから間食の頻度は減らしたほうが良いです。
また間食だけではなく、飲み物にも注意が必要です。
甘いジュースやスポーツドリンクなどは、
砂糖が多く含まれているものもあり、虫歯ができやすくなります。
だから、歯のことを考えると、お水や緑茶が良いですね。
「歯と歯の間をきれいにする」
歯ブラシだけでは、口の中の汚れを全部落とすことはできません。
特に歯と歯の間には食べかすが溜まりやすいので、
歯間ブラシやフロスを使ってきれいにしましょう。
「歯医者で定期的な検診を受ける」
年に数回、歯医者さんで歯の定期検診を受けてみては、いかがでしょうか?
普段は、痛くなってから歯医者さんに行くことが多いと思いますが、
虫歯の治療は、程度にもよりますが、1ヶ月くらいかかることもあるでしょう。
しかし、年に数回、歯医者さんで、定期的に診て貰えば、
たとえ虫歯があったとしても、痛くなる前に治療することもでき、
痛い思いをすることも少なくなるでしょう。
また治療代も安く済むはずです。
・歯がなくなると起こるリスクは、
「栄養バランスが偏る」
「認知症になりやすくなる」
「内向的になる」
・噛むことができるメリットは、
肥満の予防、味覚の発達、言葉の発達、脳の発達、歯の病気予防、
がんの予防、胃腸の負担の減少
・大切な歯を守るためには、
間食の頻度を減らす
歯と歯の間もきれいにする、
歯医者さんで定期的な検診を受ける
でした。
これらのポイントをしっかりと理解し、
活き活きと仕事ができるようにしていきましょう。
今回は、ここまでとなります。
これからも健康に関するいろいろなお話しを
アップしていきますので、ぜひご覧ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。